思春期と倦怠期

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デザインから学ぶ、アイディア出しのコツ

こんにちは、小嶋です!

 

ずっと遊戯王をやっていたのでしばらく更新していませんでしたが、今日からまブログを書いていこうと思いまーす!

さて、今日は「デザインから学ぶ、アイディア出しのコツ」というテーマでお話しさせていただきます。

 

まずはこちらの画像をご覧ください!

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これは僕の家の近くにあるダイエーの階段なのですが、注目して欲しいのはこのデザインです。

 

段の端っこは警告色の黄色で塗り、デザインはモノクロカラーという感じですが、

このデザインって、階段の段差がめちゃめちゃ見やすいと思いませんか?

もう絶対に転倒させるものかという覚悟を感じられますよね。

 

【コアを決めて、総当たりする】

 

では、このデザインのアイディアはどうやって生まれたんでしょうか?

 

僕はこれを考えた人じゃないので正確にはわからないのですが、もし僕がこのデザインに行き着くとしたら、こういう思考回路を辿ります。

 

1.この階段は、お客様の安全面、機能面を第一に設計したい

2.安全面を実現するためには、段差を見やすくすることが大事。

→見やすくするためには、警告色で縁を塗る。モノクロにする。

 

以上です。なんて簡単そうなことでしょう。(実際にはそんなことありませんが...)

でも、ここで簡単そうって思うことが大事なのかなと思います。

 

よく、アイディアを生み出すっていうことを物凄い高尚なことに感じる人もいるのですが、実際はそんなことなくて、

とにかくこれを重視する!!ていうコアを決めたら、ひたすら検証しまくればいいだけの話なんですよね。

それが無茶苦茶しんどいのですが、「あれはどうか、いやダメか、じゃあこれは、いやこれもダメか」と可能性をどんどん潰した先にようやく正解にたどり着いていく過程がアイディアの発想の仕方だと思います。

決して神に祈り続けてパッと浮かぶのを待つというわけではないんですよね。

 

【アイディアマンは何がすごいのか】

 

それじゃあ、よく言われるアイディアマンってのはどうなんだって話なのですが、彼らは圧倒的な知識量と抽象化の技術が非常に優れているため正解にたどり着きやすくなっています。

 

先ほどの階段を例にすると、パッとあのデザインを発想するためには、

・黄色は警告色で目を引く

・モノクロカラーはそれぞれを見やすくさせる

この2つを知っていなければいけません。

 

この知識を得るための方法としてひたすら本を読むということもありますが、日常から物事を抽象化するというのも効果的です。

例えば、本なんか読んでいなくたって、信号の黄色が警告で、赤が止まれなら、赤は禁止、黄色は警告の意味を持つのだと抽象化すればわかりますし、

モノクロカラーの法則もエクセルのテーブル機能をしたら色がモノクロでつくことから、モノクロはそれぞれを見やすくさせるということを学べます。

 

アイディアマンはこのように、本から知識を得たり、日常を抽象化したりすることで、その作品のコアを実現する方法をめちゃくちゃ知っているからすごいんですよね。

 

だから、もし皆さんもアイディアを出せる人になりたいと思うのであれば、たくさん本を読み、そうでなくても日常の物事を抽象化して学び続けていくといいと思います。

 

以上をまとめていくと

 

・アイディア出しはコアを決めたらひたすら試行錯誤と努力

・アイディア力を鍛えるなら、知識量と抽象化技術を身につける

 

になります。

アイディアに悩める人たちは是非参考にしてみてください。

それでは今日はこの辺で!!

バイバイ!!!!!