働きアリの法則から優しさを考える
こんにちは、小嶋瞭太です。
やあ!働いているかい!!?君は社畜の働きアリかい!?
君も聞いたことあるかもしれないけれど、アリの社会ではよく働くアリの2割が全体の8割の食料を運んでくるという働きアリの法則というのがあるんだ!!
働きアリが2割、普通のアリが6割、働かないアリが2割ってね。
法則からはいろんなことが言われているんだけれど、今日は優しさについて考えてみるよ!
【働きアリだって休んでええんやで】
全体の食糧の8割を運ぶのが2割の働きアリ!ってのはわかったよね!
じゃあ、この2割だけを集めれば最強じゃん!て思うじゃん?ジャン?
それで、実際にそれを実験した人がいるんだけど、結局2:6:2の法則が生まれてしまったんだよね。
なんでだと思う?
結局、みんな心のどこかでは怠け者だから?
いやいや、これは長続きするために必要なことだからこうなるんだよ。
実際に全員が働いたと仮定してコンピュータシミュレーションしてみると、全員がいっぱい働くと疲れてしまって全体の効率が落ちてしまうことが分かったんだ。
さらに新しい発見!別の実験だけど、アリたちをよく観察していると、働きアリが疲れて休むと、働かないアリが働き出すことが分かったんだ!!
つまり、循環するってこと。疲れたら休んで、休んでいたアリが次に働く。
こうすることで一定の成果を生み出し続けることができるんだね。
だからね、今たくさん働いている君も、あの子も休んだって全然構わないんだよ。信頼していいんだよ。
そしてね、今は普通でも全然勝てない普通アリのあなたも、働いていないあなたも次頑張るために必要な存在なんだよ。疲れないっていう最強の役割を果たしているんだ。だから君にもちゃんと存在価値はある。備えるだ。次働くときのためにね。
【結果以外にも目を向けてみよう】
長く働くためには2:6:2の法則が欠かせないって話したよね。
でもね、まだ全部を理解したつもりになってはいけないよ。
アリの中だと「疲労」して循環していくって単純なシステムでも、人間の組織だと労働の疲労以外にも精神的な疲労があるんだ。
でも、精神的な疲労ってのは気づきにくい。だから本当は疲れているのに働き続けてしまうことがあるんだ。
(...なんで、俺ばっかり、周りはなんでできないんだ。俺がやらなくちゃ仕方がない)
こんな気持ちを抱えたまま働き続けようとしてしまう。
そうすると、ネガティブな感情が周りに影響して、全員が全滅するってこともある。
これが一番、気をつけなくちゃいけないことだと思うんだ。
だからね、そうならないためにも普通のアリも働いていない(働けない)アリもみんなで協力して心のケアをしていくしくしかないと思うんだ。
たくさん働くと、精神もすり減る。だからまだ少しでも余裕がある人こそ明るく振る舞っていけるといいよね!
ノースカロライナ大学の研究によれば、職場で話される会話のポジティブな言葉とネガティブな言葉の割合を調べたところその比率が3:1以上でポジティブな言葉が多いチームはビジネスで極めて高い利益を挙げ、チームメンバーの評価も高いものだったらしいんだ!
結果が出ていなくてポジティブな言葉を吐き続けていけば、それだけでチームに貢献できていると考えると、全員が必要な人に見えてこない!?
ああ、でもだからってネガティブな言葉を吐く人を嫌うネガティブ狩りをしてはいけないよ。何より連鎖してしまうし、それに働きアリほど疲労が溜まりやすいってのはさっき言った通りだろ?
以上が働きアリの法則から学ぶ優しさでした!
まとめると
- 働きアリは休んでもいいんだよ。そういうシステムなんだよ。
- 今は結果が出ていないアリでもちゃんと役割があるんだよ。自信を持ってね。
- 働きアリは疲労が溜まりやすいからちゃんと理解してフォローし合っていこうね。
って感じだね!他にも言えることはきっとたくさんある!
君の今の環境に置き換えてみて色々考えてみてね!!
それじゃあ今日はこれで!!!
バイバーーい!!!!