思春期と倦怠期

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悪口に惑わされない、人の意見の参考の仕方

こんにちは、コジマです。

 

今日は、「悪口に惑わされない。人の意見の参考の仕方」をテーマに話そうと思います。

 

僕たちは、何か新しいことをしようとするときや、困ったことがあると、誰かに相談をして意見をもらうことがあります。

相談してないのに意見をもらうこともあるし、批判され炎上することだってあります。

僕たちは毎日、膨大な意見に影響される身体になっていると言えるでしょう。

 

部下から、上司から、社長から、ネット上の誰かから、友達から恋人から家族から、いろんな人があなたの人生ややりたいことに土足で突っ込んできて、馬鹿にしたり褒めたりします。

 

もちろん、中には参考になる素敵な意見をたくさんいただくこともあるのですが、中にはあなたを傷つけるために意見に偽装した悪口を言ってくる人がいるので注意が必要です。

全てを参考に!というのは素敵なスタンスですが、悪口に飲み込まれ、傷ついてしまうのが一番悲しいことなので、今日は、自分なりの人の意見を参考にするときの態度、スタンスについてお話しします。

 

僕が人の意見を参考にする際に気を付けていることは3つです。

 

1、相手しか知らない情報は何かを考える

2、徹底的に質問する

3、感謝を伝える

 

以上です。

 

1は、相手の立場や知識、物事への興味、好感度などを含めて意見として受け入れようということです。

例えば、相手は、自分の部下で、会社の愚痴をよく言っている人と仮定しましょう。その人から、「会社の給料が低い」という意見をもらったとします。

ここで注意したいのが、会社の給料をあげれば本当に部下の不満は改善されるのかを考えることです。

 

この人は、会社の愚痴をいつも言っていることから会社への好感度は低そうです。愚痴が給料だけならまだいいかもしれませんが、中には、自分への評価の低さやあの人はあんなにもらっているのにというものが含まれているかもしれません。

 

このことから、2に続くのですが、徹底的に質問してみることが大切です。

「いくら欲しいの?」から「そのお金で何がしたいの?」とかの軽い話題から、例えば、相手はもしかしたら、自分の仕事が過小評価されていることを一番気にしているのでは?と仮定したなら、「仕事は好き?」とか、仕事に関する質問をしてみてもいいかもしれません。

そうして、本当の問題が「給料」なのか他人からの「評価」なのかを確かめていくということが大切です。

 

場合によっては、社長の顔がブサイクだから、雰囲気に馴染めないからということは言えないけれど、とりあえず相手に伝えやすい「給料が低い」という不満を言っているのかもしれません。

 

意見を言う、ということは勇気がいるし、上手に意見が言える人というのはものすごく稀です。

誤解させてしまう人も多くいるし、本当は言いたいけど言えない人もいます。

 

だから、相手の立場になってよく考え、引き出すことが大切です。

一番厄介なのが自分の妄想で、相手は自分が嫌いだからこんなことを言っているなどと決めつけてしまうことです。また、相手はものすごく優秀だからと意見を鵜呑みにしすぎて自分とは合わない意見を採用してしまうのも恐ろしい。(全く新しいことを始める時は鵜呑みにして素直に従う方がいいけども!)

 

だから、徹底的に質問をして、相手の真意に限りなく近づく努力が聴く側にも必要だと思います。

しかし、質問したからと言って仮説を完全に検証することはできません。相手の意見や質問から「相手はきっとこう思ってるからこう言ったんだよねー」と名探偵ぶって他人に言いふらすのはやめましょう。自惚れ注意!

 

3つ目が一番大事なのですが、意見を言ってくれた人にはきちんと感謝を伝えましょう。優秀だなあと思う人はみんなこれが最も優れていると経験的に思います。

 

それも当然で、いただいた意見にちゃんとお礼を言える人にはどんどん周りの意見やアドバイスが集まるし、時には助けてあげようという気にもなります。

ちゃんとお礼を言えるか言えないかで、周りから入ってくる情報量に圧倒的な差がつきます。

 

自分のストレス発散のために意見を言うクレーマーにまで感謝する必要はありませんが、今後も意見をもらいたいという人にはもう、ペロペロするくらいの勢いでお礼をしましょう。

 

以上が、人の意見を参考にする際の僕なりのスタンスになります。できているかどうかは別よ!

 

まとめると、

相手の立場に立って、徹底的に質問することで相手の真意を引き出し、お礼を言う。

ってことです。

 

当たり前っちゃあ当たり前なんですが、意見の伝え方というのは千差万別なもので、

「おい、ゴミカス、全然なってねえ。帰れ!」から始まり、10分間の罵詈雑言の後にようやく具体的な内容を話す人もいるものですから、ついつい忘れがちなので、改めて書きました。

ちなみに、そんな奴には「うるせえ!アンポンタン!」とかえし、そっこーで逃げましょう。10分待てば最もなアドバイスをくれるかもしれませんが、一番大切なのはあなたのメンタルです。

 

臭いものには蓋をしていいし、「精神的向上心のないものはばかだ」スタンスをずっと保っているといずれもたなくなります。

 

もう何も聞きたくないなあという時と、いろんな意見を参考に頑張るぞ!と言う波を繰り返しながら、

何を言われても受け入れる覚悟ができたときだけ頑張りましょう。

焦らなくとも、自然と頑張りたくなる時は待てばいいと思いますよ。

と、昨日「ツレがうつになりまして」を観て思いましたとさ!まる。