思春期と倦怠期

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なぜ、無意識に人を傷つけてしまうのか。【二重拘束(ダブルバインド)】

こんにちは、小嶋です。

 

今日は「なぜ、無意識に人を傷つけてしまうのか」と言うテーマで書かせていただきます。

 

 

この問いに対する答えは千差万別でもちろん人によっても違うと思います。

でも、今日は多くの人がやってしまう「二重拘束」という人への傷つけ方(ストレスの与え方)について話します。

 

二重拘束(ダブルバインド)とは、言語的なメッセージと非言語的なメッセージの両方が矛盾して発せられて、どちらに従っても当人を満足させることができない状況のことを言います。

 

よくある例として、不登校の子供を持つ親が挙げられます。

親は初めは学校に行って欲しいと思うのですが、いろいろ勉強するうちに無理に学校に行かせるのはよくないと知り、学校に行かなくてもいいと言うようになるとします。

 

このとき、言葉では「学校には行かなくていいよ、自分のペースでいいよ」と言って優しい態度で子供に接するかもしれません。

でも、本当は学校に行って友達を作って欲しいと思っている。その気持ちはどうしても身体から発せられて、非言語的に相手を傷つけてしまうことがあります。

この例で言うと、学校に行かなくていいと言葉だけならまだしも、最後の「自分のペースで」という漏れ出た言葉から、自分のペースでいいから元気を取り戻して学校に行ってほしんだろうなと察せられます。

 

そして子供は「学校に行く」という指示と「学校に行かなくていい」という矛盾した矛盾した指示を受けることになります。これがダブルバインドです。

 

これは、親に限った例ではありません。特に愛しながらもしつける必要があるような上の立場の人は、無意識的にダブルバインドにより相手を傷つけてしまうことがあります。

上の人が嫌われやすい理由は実はこれなんじゃないかなと僕は思います。

 

それだけではありません。ダブルバインドは特定の人からだけでなく、異なる状況から生まれることもあります。

例えば、家庭では「もっと育児のため時間を作って」とせがまれて、会社では「休まれたら困る。君だけが頼りなんだ」と言われたりする。

どちらからも愛されて、求められて素晴らしいことだと思いますが、本人はむちゃくちゃしんどいでしょう。

 

このように人は知らず知らずのうちに相手のことを二重拘束し、苦しめてしまうことがあります。例え相手のことが好きでも、本音が隠しきれず苦しめてしまうのです。相手の別の立場と矛盾して苦しめてしまうのです。

 

なぜ、無意識に人を傷つけてしまうのか、わかりましたか?

 

じゃあ、どうすれば傷つけずに済むのでしょうか?

 

 

わたしに言わせれば

 

そんなもん無理くそだ、ボケナスおたんこなす!!!!!

です。

 

いやあ、不可避!相手の別の立場まで考えられないし、無意識に本音が出ちゃうけど建前が大事なのもある!もう、無理だよ!一生、誰かを傷つけちゃうよ!!!!!

ああでも、「なんで遅刻したのか説明しろ」→「言い訳はいいんだよおおお!!!」とかいうやつは論外。冷静になれ。マインドフルネスでも学べ。やられている人は悪くない。自分を責めないで欲しい。

 

まあでも、もしも死ぬ気で傷つけない努力をするんだとしたら、誰よりも信用される人になるしかないと思います。

 

この人は嘘を言わない。だからあの言葉に従えば満足させられるんだ、という信頼。人間的な尊敬。それが必要です。

簡単なことじゃない。内気な人には鬼畜ゲーでしょう。

 

じゃあ、努力できない人、内気な人はどうすればいいのか!

絶望させて終わるのも嫌なので、最後に一言だけアドバイス

 

 

醜さを愛せ!!!!!!!(リーガルハイ2、10話より)

 

以上!バイバイ!!!!!!!

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