思春期と倦怠期

書きたいことを書くだけ!

ざまあみろ系コンテンツが苦手な人、同士です。

こんにちは、寝坊したコジマです。

 

今日は、「ざまあみろ系がコンテンツが苦手」っていうテーマで話そうと思います。

 

最近、Youtubeでおすすめに「スカッと話」という形で浮気した彼女や、不倫した妻に徹底的にやり返すみたいなのが出てくるんですが、

僕は基本的に、やられたら徹底的にやり返すような、ざまあみろ!って言うお話が基本的に苦手です。

 

 

理由は3つあります。

1つは、自分にリスクがない状態で相手を貶めている点

2つめに、主人公が一切の罪悪感を抱いていない点

3つめに、解決方法が稚拙である点

 

です。

 

1つ目で言うと、かっこいいヒーローが、街のみんなや自分の命が脅かされている状態で戦うならわかるんですが、

もう証拠を掴んでこちらに害がない状態で勝負がついたにも関わらず、さらにタコ殴りにするようなスタイルがずるくて好きじゃないんですよね。

「もうやめて!遊戯!」「とっくに羽蛾のライフはもうゼロよ!もう勝負はついたのよ!」

 

 

2つ目は、単純に好きくない人間タイプだからと言う超個人的理由です。とはいえ、徹底的に相手を陥れたことに対して一切の罪悪感を抱かない人と、少しやりすぎたかなと思う人、どっちの方が好きになりますか?多くの人が後者だと思います。

映画をよく思い出して欲しいんですが、ヒーローが悪役を倒すとき自らの手で殺しているのをみたことはありますか?ダークヒーローものは別としていわゆるスーパーヒーローは敵が自害するか、事故による死で収束することがほとんどです。

自らで手を下し、罪悪感も抱かないと言うのはヒーロー像とはかけ離れているからですね。

あれだけの悪事を働いたヴォルデモートも、最後はどうやって死んだと思います?

 

3つ目に、解決方法が稚拙であると言うことですが、みていて純粋に「お前、それいつかやり返されんぞ」って思っちゃうんですよね。その時にめちゃめちゃ怒るのもわかるのですが、将来のためにも相手や相手の周りの人からやり返されないようにうまく立ち回ったほうがいいのになと思ってしまいます。

キングコングの西野さんもいっていたいんですが、戦は続いていくものなんですよね。徹底的にとどめを刺して行くとやり返される恐れがあるから、勝負がついたら相手をケアすると言うのがビジネスの鉄則だそうです。戦争でもそうですね。

これを思うと、最善の方法だとは思えず、主人公の行動を真似しようとも思えず、尊敬できず感情移入もできず、ただただもっとあるだろ!とイライラしてしまいます。

 

以上が僕がざまあみろ話が嫌いな理由です。

 

ただね、映画や物語ではと言うように語りましたが、現実はドロドロしているし、上手な方法を考えられないのもわかります。

もし、今虐められている人やパワハラを受けている人がいたら、相手に対して死んでくれないかと多くの人が思っているでしょうし、もし事故か何かで本当に相手が死んだときはホっとしてしまうでしょう。

 

でも僕たちは今、頼んでもいないのに相手の話や物語、行動を「評価」し、ケチをつける輩がたくさんいる社会で暮らしています。

死んだのを喜ぶなんてふきんしーん!ヒーローならこうなのに、お前は最善じゃない、もっと考えろみたいにね。(あれ? さっきまでの僕かな?)

 

何も気にしないで生きていけるならそれが一番いい。でもそれができないのなら、徹底的に最善を学んでみようというのもありなのではないでしょうか。

あらゆる選択肢を見つめた上で自分にとっての最善を見つけられるようになれば、周りの目にもそういう意見もあるけど僕はこれを信じている、と言い返せるようになるかも知れません。憧れの自信を持った人間に。

 

皆さんもぜひ、なんでこの話が嫌だと感じたのか、好きだと感じたのかを寝る前にでも考えてみて、自分の理想の行動はなんのかを分析してみてはいかがでしょうか。

僕もまだまだなので、一緒に頑張りましょー!!

 

PS

あくまでも個人的感想です。意見を押し付けるつもりもありません。

だから、訴えないで〜(上目遣い)