思春期と倦怠期

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ドラクエの堀井さんが語る「勇者の墓」が最高にワクワクする!!

こんにちは、迷走中の小嶋です。

 

最近、やりたいこととか自己分析に迷走し、短編小説や謎プレゼン動画を作成していたのですが、最高に心が動く記事を見つけました。

 

こちらです。

www.famitsu.com

 

レベルファイブの社長である日野さんとドラクエ堀井雄二さんの対談なのですが、その中で出てくる「勇者の墓」と言うのがもう超ーーーーーーーー楽しそうなんですよね!!

一部抜粋します!

 

ーーーー以下抜粋

――おふたりが注目しているテクノロジーというお話ですといかがでしょう?「これからはこれを使うとおもしろそうだよね」と思っているような。

堀井VRもおもしろいとは思うのですが、僕は逆に、『DQ』の町やお城を現実に作ってみたいと思っているんですよね。それで、その先には“お墓”も作りたいんです。

――お墓?

堀井そう、お墓。“勇者の墓”というのを作って、『DQ』が好きなみんなで入るの。生涯独身の人が増えたから、わざわざお墓を作るのは面倒くさいでしょう? だから、どこかに土地を買って『DQ』のようなお城を建てて、お墓を作って、生前に予約をしておいて、死んだら、そこにみんなで入るの……。“勇者の墓”。

日野……なんの話をしているんですか!?

堀井それでね、お墓には「しんでしまうとはなにごとだ」って彫るんだよ(笑)。

 

ーーー抜粋ここまで。

 

なにこれ死にたい!!

って思いませんか?

 

死ぬことが楽しくなるってすごいことだと思うんですよね。もし本当に勇者の墓ができたとしたら、仮に余命宣告されても前向きでいられると思う。それくらいにワクワクします。

 

せっかくこんなに心が動いたのだから、じゃあなんで、「勇者の墓」がこんなにもワクワクしたのかということを分析しなきゃもったいない!ということで、自分なりに分析してみました。

 

まず、このワクワクを成立させるには、3つ要素が必要だと思います。

 

1つ目に、ドラクエへの並々ならぬ愛着

2つ目に、自分ごとであること

3つ目に、共感できる仲間がいること

 

です。1つ1つ解説していきます。

 

まず、ドラクエへの並々ならぬ愛着についてですが、ここで大事なのがドラクエが20年以上続く長寿コンテンツであるということだと思います。死は永遠であるため死んだ後も続いていくような信頼が必要です。

さらに、死後も物語の世界に入り込むことにワクワクするためには深いドラクエへの愛情も必要でしょう。根深い愛情を育むためには多くの時間とお金を費やせる深くて広いコンテンツである必要があります。これも長寿コンテンツであるドラクエは条件を満たしています。

 

次に、自分ごとであることですが、ゲームの中での出来事だけではここまでワクワクしなかったと思います。すごいドラクエのゲームができたとしても飽きれば終わりですし他にも面白いゲームはたくさんあります。所詮は現実ではありません。

しかし、死んだ後のお墓は現実です。大好きなゲームの世界、現実逃避でしかなかったドラクエの世界が死という現実的な出来事を夢のあるものに変えています。それはただのゲームでも、よくあるグッズとも違って、自分にとって人生で一度しか選択できない重要な選択肢にドラクエがあるということに意味があると思います。

身近な例えで言うと、基本的に一度しかない大学選びの時に「ドラクエ大学」と言うものがあったらどうでしょう。学ぶ内容は置いといて、設備がドラクエチックだったらそれもまた魅力的でワクワクすると思うんですよね。このように、自分の世界に重大な影響を及ぼすような「自分ごと」であればあるほど好きなものにしたい、そう思う気持ちが増すと思うんです。「勇者の墓」はそれに応えるように、お墓にドラクエという選択肢を作ったからワクワクするんだと思います!

 

最後に共感できる仲間がいることですが、例えばドラクエがインディーズのゲームでほんの一部の人しか楽しんでいないものだったら自分もここまでワクワクしないと思いました。

みんなが知っているコンテンツだから、お墓参りに来る人も楽しめるし、自分がドラクエのお墓に入る、ということの価値が増すと思うんですよね。だって、みんなが憧れる世界の中に入り込めるわけですから。クラスのマドンナと寝てるようなものですよ。よく知らない人にも「あのドラクエの世界のお墓に入ったんだ〜」とドヤれる。最高です。

 

以上の3つが個人的に思う「勇者の墓」にワクワクする理由でした。

 

もしも心が動くこういったコンテンツを、今後自分で作っていくとしたら

 

・長寿コンテンツの運営(当然、時代に合わせて進化を続ける)

・ゲーム→現実世界(もしくは逆)の流れを作る。(この際、現実世界の部分はより人々の生活に根深いものに入り込めるようにする)

・多くの人に知ってもらう圧倒的なクオリティとマーケティング

 

こういったものが必要になりますね。

 

もちろん、全部1人で抱えるのは無理なので、どういう立場で、どのように関わっていくのか。今度は自分の特技や、好きな作業などより細かいものに焦点を当てて自己分析を続けていこうと思います。

 

皆様もぜひ、面白もの見つけたら教えてください!

それでは今日はこの辺で!おやすみんみんぜみ!