思春期と倦怠期

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広告費を社会貢献費へと変換せよ!

こんにちは! こじぽんです! お久しぶりです。

 

最近、私は広告への興味がすごいんです。なぜならこういうブログを見つけてしまったから↓

 

簡単に言うと、お祭りで起こるゴミ問題を、仮装した人がゴミ箱となって歩き回ることで解決し、エンタメ化、ビジネス化していこうという話なのですが、その資金の集め方が面白い。

そのやり方というのは、企業にスポンサーになってもらう代わりに会社名を背負うなどして宣伝していくというもの。

企業は自社のイメージアップや宣伝につながるし、社会問題は解決するしでまさにWinWinな訳です。

 

 

CSR(企業の社会的責任)という言葉が流行ってからというもの、大企業は公共の利益になることにお金を捻出できていましたが、中小企業は厳しいのが現状でした。

しかし、もしもこの先、社会にとって良い行いをしているという行為そのものが「広告」となっていくのであれば、中小企業も広告費を社会貢献費へと変換できるようになっていきます。

 

例えば、音楽系のサブスクリプションビジネスを行なっている企業が、サブスクで得たの利益のうち1パーセントを貧困地域の音楽教育の支援に使うなどとしたらどうでしょう。

その企業のサービスを使っているだけで社会貢献している誇らしい気持ちになりますし、その貧困地域で生まれた音楽がそのサービスのラインナップに加わっていけば、心が温かくなるし、そのサービスが、企業が好きになると思うんです。

もしもそんなサービスを行っている企業があれば、間違いなく話題になるでしょう。

そして、今の時代、話題性があればSNS上で口コミが広がっていき、CMを凌駕するほどの認知効果を生み出すこともあります。

 

全ては、広告のやり方次第なんです。

この先、広告費より社会貢献にお金を使った方が、より広告効果を生むようになっていくかもしれません。もしそうなれば、世の中は大きく変わるでしょう。

 

以上の話は、大学で社会問題とメディアについて勉強している僕にとってはまさに夢のような話で、世界をひっくり返せるかもしれないと本気で思える話です。

だから僕は、卒業論文では広告をテーマにしたい。そしてできることなら、社会貢献×広告を調べたいんです。

 

しかし、現状の広告研究やデータベースでは、広告の善意や社会貢献度といった分析軸で広告がカテゴライズされていないため、学生の卒業論文で分析していくには困難でした。(もし、分析にたる素晴らしい事例や先行研究などをご存知でしたら教えてください)

 

そこで私は、社会にとって有益なメッセージを発信することそのものが目的とされている『公共広告』というものに注目することにしました。これはACジャパンを代表として40年以上も前から出稿され続けておりデータベースも豊富です。

www.ad-c.or.jp

 

公共広告は広告→社会貢献ですが、

この先は、社会貢献→広告→社会貢献→...(エンドレス)

という流れがでてくるだろうと予測します。

 

複雑さを極める社会情勢の中で公共広告はどのような機能を果たしていくのか。私はそこに興味があります。

 

続く...かも。