卒業おめでとぅー!!ポンポーン!!
本当は今日が卒業式でした。小嶋瞭太です。
最近は、例のコロナ畜生のせいで卒業式を行えない人が多数いることかと思います。
本当ならたくさんの友達に囲まれて涙を流しながら過去の健闘をたたえあったり、最後にこっそり呼び出されて告白なんかされたりしていたはずの今日ですが、今は自宅でブログを書いています。コロナ畜生のせいで散々だぜ全く。
とまあ、やさぐれたくなる気持ちもわかるのですが、せっかくの門出に暗い気持ちになるのは非常にもったいないので、
赤の他人ではありますが、僕からお祝いの言葉を送らせていただきます。どうかゆっくりと文章を読んでみてください。
みんな! 卒業おめでとぅー!!!
今一度、目を瞑って入学前の自分を想像してみてください。
暗闇の中で、ポツンと立っている入学前の君は、将来に期待し、不安を抱き、ワクワクしていることでしょう。
今の私は、どうでしょうか。
入学前には想像もしてなかった知識量が身につき、大切な仲間ができました。
時には、入学前には見えていなかった自分の欠点に悩み、自己嫌悪して、涙したこともあったでしょう。それでも、僕らは踏ん張って、踏ん張って、もう死にてえ!と言いながらも、強くなった。
今、目の前に佇む入学前の君は、立派になった今の君をみて涙を流し、そっと君自身を抱き寄せます。
頭を撫でられるのは子供の時以来でどこか恥ずかしく、懐かしい汗まみれの匂いがします。
「よく頑張ったね」
何度も頭を撫でた後、君はそう言い残して光の中へ消えていきます。
そして今、君の目の前には道が広がっている。
増えた荷物と大きくなった体を感じながら、深い足跡をつけて君は行く。
本のページはめくられて、今、1行目の書き出しにいる君は、自分を支えてくれた全ての人と、過去の自分へ向けて「行ってきます」と書き出した。
僕は自分に厳しい君も大好きだけど、どうか今日だけは自分を認めてあげてくださいね。
本当に卒業おめでとう!
心よりハッピーグラジュエーション。
と、最初の書き出して本当に目を瞑っているはずなら君はこの文章は読めていないんだろうな!あーあ!失敗したな!なんで目を閉じてなんていっちゃんたんだろう!
え!? この文章を読んでいる!?
やれやれ、君は素直じゃないなあ。
でも、そんな君も俺は好きだぜ?(イケボ)