思春期と倦怠期

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長年愛される物語ってどんなんだと思う?

こんにちは、グランドイリュージョンの続編を初期版だと思って視聴してしまい楽しさを半減させてしまった小嶋です。

 

今日は、個人的な分析の上で気づいた長年愛される物語を作るために必要な要素を3つ書いていこうと思います。

 

まず1つ目、シンプルなことですが、作者が大量の時間を捧げると覚悟した物語です。

週刊少年ジャンプの作品とか、長年かけて作られたハリーポッターとか、とにかくむちゃくちゃ時間をかける物語は、続きを待つファンができるので長年愛されます。

1本の映画を作って、はい終わり。だけではどれだけ面白い作品ができたとしてもファンの熱量を保ち続けるのは難しいと思います。

完結させないこと、そのために作者が膨大な時間をかけて物語っていくこと。これが1つ目の要素です。

 

2つ目に、身近なものを別の角度で切り取ることです。

例えば、鬼滅の刃の呼吸、妖怪ウォッチの妖怪、ドラゴンボールの気、とかです。

これはどういうことかというと、作品の中に日常のよくある要素を入れ込むことで、日常生活でその作品を思い出し、真似をしたくなる時間が増えるということです。

 

鬼滅の刃の「呼吸」なんて、常日頃からやっているものなのでこれから真剣に物事に取り組まなくちゃっていうときに「全集中!」という言葉が脳裏によぎるのは僕だけじゃないはず。

 

3つ目に、キャラクターのエモーショナルが口癖になっていることです。

レイトン教授の「英国紳士としてはね」、、名探偵コナンの「真実はいつもひとつ」などなどです。

主人公の、こうありたい、こうあるべきというスタンスが口癖となって現れている作品は、人の座右の銘のような役割を果たして人生に寄り添ってくれるものとなります。

 

以上3つが、僕が分析した長年人に愛される物語の要素です。

これら全てがある場合と、一部があるだけの作品もありますが、思い返してみると自分が長く愛している作品にも以上のどれかの要素が1つは含まれていると思います。

 

僕はただ面白い作品よりも、長年愛される作品の方が興味が湧くので、今後は以上の要素を含めたノベルゲーム制作を目指します。

前回の企画であげた「フラギリス探偵と不死の街」で取り入れていくならば、探偵が真実にたどり着くまでの必殺技のようなものや、癖に、2の要素を、他の人とは違う独特の考え方を一言で表すような3の要素取り入れることで、一度物語が完結した後も、ついついフラギリス探偵の物真似をしたくなるような、そんな素敵なキャラクターを作っていかなくちゃですね。

絶賛、アイデア枯渇中ですが!!!!!

 

 

ちなみに、3つの要素全てを取り入れた物語を考えたので最後の紹介します。

 

題名:快便刑事、ブリブリ太郎

あらすじ:

刑事であり、毎朝快便のブリブリ太郎。しかし、事件が起きると便秘になってしまう!

事件の謎を暴くため、ヒントを聞き込みで集めていく!全てのピースが揃ったとき、見事なまでの排便(2)とともに事件の真相にたどり着く。

「インプットの次はアウトプット(排便)!」(3)

果たしてブリブリ太郎は、拭かなくてもきれいに出てくる奇跡のうんちの秘密を暴けるのだろうか!(続きを気にならせる1の要素)

 

 

はい、いろんな意味でのクソストーリーですね。3要素はあくまでも条件で、大前提としてそもそも物語が面白くないといけません。HOWが大事。それが全てです。そのことを忘れてはならない。忘れてはならないぞよ〜。