思春期と倦怠期

書きたいことを書くだけ!

「アウトプット大全」著 樺沢紫苑 の読書感想日記

こんにちは、こじぽんです!٩( 'ω' )و

 

 

今回読んだ本はこちら

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

です!

 

僕は今までの演出経験の中で、まあボロボロに「説明が下手くそ」「理解できない」「話が長くてめんどくさい」と言われていたんですよね。

さらに、僕の所属する部活では、演出をやりたい人は事前に立候補して部員にプレゼンを行うという決まりがあるのですが、その際にど緊張してしまい、ボロクソへたんこなすなプレゼンをしてしまうという大失敗も経験しました。(結果はもちろん落選です...)

 

だから、藁にもすがる思いで、「説明能力」を身に付けるために、この本を購入させていただきました。

結果としては大満足です。

 

実は、この本に書かれているほとんどの内容は、

学ぶためのアウトプットをまとめたものだったのですが、とにかく論理的な裏付けのもとに語られているので、疑い深い自分には合っていました。

 

僕が、この本を読んで得られた気づきは主に以下の3つです。

  1. 何を話すかよりも、どう話すかの方が大切
  2. No But話法よりもYes and話法
  3. やることは常に3つに絞る

に関しては、本書の中で「メラビアンの法則」と一緒に解説されていました。

メラビアンの法則とは、『矛盾したメッセージが発せられたときの人の受け止め方に関する研究』で、言語、資格、聴覚で矛盾したメッセージが発せられた時、どれを信用するかという実験です」(アウトプット大全、46p)

その実験の結果なんですが、なんと視覚情報が55%で、言語情報はたったの7%だということなんですよね!

この事実を受け止めて今までの自分を振り返ってみると、とにかく自分は頼りなく話しすぎていたのが原因だなあと思いました。

確かに、演出を務めていた時は、他の人からも意見が出やすいようにと意図的にやわらく言っていたこともありました。しかし、度が過ぎた柔らかさは「こいつは信用できない」という懸念を抱かせてしまい、相手は何を信じていいのかわからなくなってしまいます。だから、結果としてわかりにくい(正直に受け取れない)説明になっていたんだと思いました。

たとえ自信がなくともとにかく大きな声で、相手の目を見て話すことが重要なんだそうです! 頑張ります!

 

については、相手に何かを指摘するときの方法です。No but話法は、相手の悪口を言ってから指摘、Yes andは褒めてから指摘するというやり方です。

たとえば、「あなたはいつも声が小さいし、自信がなさそうにみえる。台本くらいちゃんと覚えてこいよ」という指摘のやり方がNo but話法

「最近、どんどん成長してきてるね! 声がぶれなくなってきたし、滑舌も良くなってきた。さらに、台本を覚えられたらもっと良くなるよ!」という指摘のやり方がYes and 話法です。

前者と後者だったら、後者の方がモチベーション上がりますよね。

 

さらに、本書では、嫌々やらせるよりも楽しんでドーパミンを出してやったほうが、記憶力が上がり、パフォーマンスも上がるといいます。(嫌なことは脳が忘れようとするため、記憶に悪いホルモンが出てしまうらしい)

だから、今後、もしもまた演出になって「ダメ出し」を行う機会があれば、Yes and話法を駆使しようと思います!

 

最後にについてですが、これは説明能力というよりも、普段の僕にぶっささる内容だったので書かせてもらいました。

本書によると、脳が同時に扱える情報量はどうやらせいぜい3つまでらしいんですよね。ある研究によると、マルチタスク状態(1つの作業に集中できない状況)で作業を行ったところ、普通に作業するより50%も時間がかかるということがわかったらしいです。恐ろしいですよね。

だから、朝起きたらまずはToDoリストを作って、脳の容量を空ける。それから、1つ1つの作業をこなしていくというのがいいそうです。

現在、春休みを満喫している僕は、やりたいこと、やることが多過ぎて逆に何もしないで眠るという毎日が続いていました。それはきっと脳が扱える情報量を超えて何かをしようとしていたからだと思います。

だから、これからは、朝起きたらまずはToDoリストを作るということを徹底していこうと思います。

 

 

以上が、僕が「アウトプット大全」から得た大きな3つの気づきでした。

はじめは「説明能力」を身につけるという目標で読み始めたものの、それ以上の学びのための学びがこの本にはありました。

 

今後は、本書で得た知識を活かして、

  • 毎朝のToDo作成
  • ブログの更新(アウトプット)
  • Yes and話法

を実践していきます!!

 

結果が出ない、どこか毎日が退屈、と思っている方には特にぶっ刺さる本だと思います。

皆様もぜひ、「アウトプット大全」を購入して、読んでみてください!!

 

それでは、ばいなら!!٩( 'ω' )و

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)